水中写真家・中村征夫氏の写真展「永遠の海」が、2017年8月9日(水)~8月21日(月)の期間で、東京・銀座の《松屋銀座》8階イベントスクエアにて開催されます。これまでに世界中の海で撮影してきた作品の中から約120点を展示。ぜひとも見に行きたいですね!

【写真展概要】
半世紀以上にわたり海の撮影を続けている水中写真家 中村征夫。「海は潜るたびに異なる表情を見せ、常に新たな発見を与え続けてくれる」と、語ります。太陽の光でかがやく青い海や見事な珊瑚礁、鮮やかでかわいい魚たち。それらの写真を通して、美しい海景と命の豊かさをいつも私たちに教えてくれます。また彼は、海をめぐる人々の営みや東京湾での環境も精力的に取材し、社会性のあるテーマにも取り組んできました。

本展では、パラオ・沖縄の最新作を中心に、世界の海を旅し記録した中から約120点を展観。透明度の高いミクロネシア、世界に誇る沖縄の珊瑚礁、震災からよみがえる三陸海岸の海、水深1300mの深海の世界、鮮やかな紅海など、撮り下ろしや未発表の作品も多数紹介します。中村征夫ならではのぶれない視点でとらえた海の現実、永遠に残したい豊かな海中の絶景をストレートに伝える写真展です。

◆会期:2017年8月9日(水)~8月21日(月)
◆時間:10:00 – 20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場)
◆会場:松屋銀座 8階 イベントスクエア
◆入場料金:一般¥800(前売り¥600)、高校生¥600(前売り¥500)、小中学生¥400(前売り¥300)※前売り券は各プレイガイドにて販売
◆主催:中村征夫写真展実行委員会
◆企画:クレヴィス
◆協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
◆協力:海洋研究開発機構(JAMSTEC)、ViViA
◆問い合わせ:松屋銀座 TEL 03-3567-1211(大代表)

中村征夫(なかむら いくお)プロフィール
1945年秋田県生まれ。19歳のときに独学で水中写真を始め、31歳でフリーランスとなる。1977年東京湾にはじめて潜り、ヘドロの海で逞しく生きる生きものに感動、以降ライフワークとして取り組む。沖縄の開発によるサンゴ礁の滅亡や白化問題、諫早湾の干拓をはじめ、海の環境問題に対して映像と文章で訴え、報道番組で生中継を担当するなど「海の報道写真家」として活躍。出版物、テレビ、ラジオ、講演会とさまざまなメディアを通して海の魅力や海をめぐる人々の営みを伝えている。木村伊兵衛写真賞や土門拳賞ほか受賞多数。2009年秋田県潟上市にフォトギャラリーブルーホールを開設。

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