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去る4月12日、《西神奈川ダイビング事業者安全協議会(NDOSA)》により、小田原城のお堀の水中清掃が実施されました。PADI登録店では《石橋ダイビングセンター》《小田原ダイビングスクール》《岩ダイビングセンター》《だいびんぐしょっぷ海家》《ラ・ボンバ神奈川》が参加しました。

ボランティアダイバーによる小田原城のお堀の清掃は、昨年に続いて3回目。参加人数もダイバー16名、陸上ボランティア10名の計26名と、過去最大の人数での活動となりました。

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今回も加藤憲一小田原市長に激励のコメントをいただいた後、最も人通りの多い「学橋」から北側を中心に清掃活動を行ないました。桜の開花が遅れた影響で今回は満開の桜の下、花見客に見守られながらお堀にエントリー。水温は13℃、最大水深1.5mほどの水底には泥が堆積しており、視界はゼロ! 目でゴミを探すことはできないので、手探りでゴミをひとつずつ拾い上げていきます。

odawara-castle3およそ1時間の清掃で、スーパーのショッピングカート(!)、スマートフォン、タブレット、デジタルカメラ、望遠レンズ、鉄パイプ、傘、空き缶、空き瓶など、さまざまなものを引き揚げることができました。一昨年初めて清掃した場所を再度掃除したのですが、246キロものゴミを引き揚げることができました。まだすべての範囲の清掃をした訳ではないので、来年以降も継続的に清掃を行なっていく予定です。

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清掃後は、地元商店や企業から協賛いただいた食材で作ったトン汁や唐揚げ、ご飯やみかん、お茶などを陸上ボランティアの方々と美味しくいただきました。小田原市からは小田原城天守閣の入場券、万葉倶楽部からは小田原万葉の湯特別招待券などもお土産でいただき、清掃後は花見をしながら天守閣に登ったり、日帰り温泉を楽しんだりと小田原を満喫しました。

●写真・情報提供/《石橋ダイビングセンター》 滝田叔歳

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